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 余震が落ち着いた後、テレビをつけてみていかに大惨事であったかを知った。地震の余波で隣町にまで火災が広がってきていて、家族中恐怖に打ちひしがれていた。何とか火災の被害には遭わずにすんだが、私は今後の現実を思うと憂鬱になっていた。就職は決まったものの卒業できなければ何の意味も無い。交通機関がすべてストップしているので神戸から大阪の大学に通えないのだ。高速道路の橋桁が倒壊し、メイン道路も地割れ続きのため車通学も難しい状況。しかし、卒業するにはそれ以外方法はなかった。結局大学の友人に嘆願して一週間泊めてもらうことにし、山越えルートで大渋滞の中約6時間かけて大阪まで辿り着いたのだった。(ちなみに神戸から広島まで行ける時間だ!)
 しかし、我が家にとって地震がもたらした最大の被害は父の大怪我だった。大手ゼネコンに勤める彼は、震災後の復旧活動の為に毎日毎日夜遅くまで自転車で駆けずり回っていたのだが、地盤の悪い道につまずき転倒し、肩を砕かれてしまい長期入院を余儀なくされたのである。(後述するが天は彼に余生をわずか4年しか与えなかった・・・)
2010.09.13 Mon l さ迷える20代 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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